理系の不本意配属はよくある?配属ミスマッチが起きる理由

配属ミスマッチ

理系の場合、
就職後は多くの場合で専門分野や
これまでのバックグラウンドが
活かせる領域に配属されます。
ただし、
その中でも自分がやりたいと考えていた
職種に配属されるとは限りません。
私自身も、
研究職を希望して入社しましたが、
最初に配属されたのは
製品開発の最終工程である
試験評価グループでした。
面接でも配属面談でも
研究の話題が中心だったため、
配属発表を知るまでは全く予想していませんでした。
この記事では、
理系でも配属ミスマッチが起きる理由を、
私の実体験を交えながら解説します。

また、
不本意な配属になったときに
「このまま今の会社で頑張るべきか」
「転職も視野に入れるべきか」を
考えるヒントも紹介します。
配属にモヤモヤを感じている方は、
ぜひ最後まで読んでみてください。

理系でも不本意配属は珍しくない

結論から言うと、
理系でも不本意配属はよく起こります。
「研究職を希望して入社したのに試験・評価グループに配属された」
「開発を希望していたのに品質管理だった」
このように、
希望とは違う部署への配属に
戸惑う理系社員は少なくありません。

私自身も同じ経験をしたため、
配属発表を受けたときのショックや
将来への不安はよく分かります。

理由はシンプルで、
企業の配属は必ずしも本人の希望だけで
決まるわけではないからです。
多くの企業では、
次のような要素を総合的に
判断して配属を決めます。

  • 会社の人員計画
  • 各部署の人手不足
  • 新人育成の方針
  • 本人の適性

その結果、
希望していた部署ではなく
別部署に配属されるケースも珍しくありません。

理系の配属ミスマッチが起きる主な理由

理系の配属ミスマッチは、
主に次のような理由で起こります。

研究・開発職は人気だが枠が少ない

理系学生の多くは、
就職するなら、研究職・開発職を
希望する人が多いでしょう。
大学や大学院で取り組んできた研究を、
そのまま仕事でも活かしたいと
考えるのは自然なことです。
しかし企業側の事情を見ると、
研究・開発部署の人数は
それほど多くないというのが実情です。
企業の技術系部署には、
例えば次のような部門があります。

  • 研究開発
  • 設計
  • 生産技術
  • 品質管理
  • 試験・評価

この中で、研究や開発部署は
人気が高い傾向にある一方で
ポジションが少ない場合もあり、
・研究・開発を希望する人は多い
・しかし配属できる枠は限られている
という状況が生まれます。
結果として、
希望していた研究・開発ではなく
別部署に配属されるケースが出てきます。
これが、理系で配属ミスマッチが
起きる大きな理由の一つです。
実際に私自身も、
研究職を希望して入社しましたが、
最初に配属されたのは試験グループでした。

実体験:研究志望だったのに試験グループに配属された

ここで、私自身の経験を紹介します。
私は就職活動の段階から
研究職を希望していました。
大学院で行なっていた研究経験を
活かせる仕事をしたいと考えていたからです。

ただ入社後、
同期との会話の中で次のような
噂を耳にすることもありました。
「研究職は人気が高く、希望者の多くは別部署に配属になるらしい」
研究開発の部署は
人数が限られているため、希望通りに
配属されないことも
珍しくないという話です。

とはいえ、
採用面接や配属面談では
研究に関する話題が中心だったこともあり、
どこかで
「自分は研究系の部署になるのではないか」と
安心していた部分もありました。

ところが、
実際の配属発表で告げられたのは
試験グループへの配属でした。

正直に言うと、そのときは
希望していた研究職ではなかったことへの残念な気持ちと、
「なぜこの部署なのだろう」という
戸惑いを強く感じました。
ただ、今振り返ってみると、
試験グループでの経験は決して無駄な
期間ではなかったと感じています。

試験業務を通して製品の構造や
特性を理解することができましたし、
評価手法やデータの見方を
学ぶ機会にもなりました。

当時は
不本意な配属だと感じていましたが、
製品知識や評価の考え方を身につけるという意味では、
将来につながる経験だったと思います。

新人教育のために別部署に配属される

企業によっては、
最初から研究・開発に配属しない
育成方針を取っていることもあります。
例えば新人が経験する部署として多いのが

  • 品質部門
  • 生産技術
  • 試験/評価部門

です。

これらの部署では

  • 製品品質
  • 製造工程
  • 評価方法

などを学ぶことができます。
そのため企業側としては
「まず品質・ものづくりを理解してから開発に進む方が成長する」
という考えで配属する場合もあります。

会社の人員計画と求めるスキルの一致

企業は新卒採用を、
将来の人員計画まで踏まえて
戦略的に行っています。
そのため配属も、単純に本人の
希望だけで決まるわけではありません。
各部署にはそれぞれ

  • 必要な人員数
  • 求めるスキルや適正

があります。

例えば、データ分析が得意そう/実験や評価作業に向いていそう/コミュニケーション力が高い
といった要素を見て、
会社側は「この部署に合いそうだ」と
判断して配属を決めていると考えられます。
つまり、

  • 本人の希望
  • 会社の人員計画
  • 各部署が求めるスキル

これらを総合的に見て
配属が決まるため、
結果として希望とは違う
部署になることもあるのです。

配属ミスマッチは珍しいことではない

不本意配属になると、
・自分のキャリアは大丈夫なのか
・この会社で良かったのか
と不安になる人も多いでしょう。

しかし実際には、理系でも
配属ミスマッチはよくあることです。
そして企業側にも

  • 人員配置
  • 将来の育成
  • 本人の適正

といった理由があります。

ただ、
「配属ミスマッチはよくあること」
と分かっても、
「このまま今の会社で経験を積むべきなのか」
「転職を考えたほうがいい状況なのか」
と悩む方もいるでしょう。

配属が不本意だったからといって、
すぐ転職すべきとは限りません。
まずは、自分の市場価値や
今後のキャリアを客観的に
整理したうえで判断することが大切です。

私はその判断基準について、
以下の記事で実体験を交えながら
詳しく解説しています。

理系若手が転職するべきか迷った時の判断軸|まず転職エージェントに相談すべき理由
理系若手として「このままでいいのか」と不安を感じている人向けに、転職するべきか判断する視点を解説。転職エージェントは転職を決めた人だけのサービスではなく、市場価値や今後のキャリアを客観的に整理するためにも活用できます。

重要なのは、配属された部署で
・どんなスキルが身につくのか
・将来のキャリアにどうつながるのか
を冷静に考えることです。

まとめ

理系でも不本意配属は
決して珍しくありません。
配属ミスマッチが起きる
主な理由は次の通りです。

  • 研究/開発などの人気部署はそもそもポジションの枠が少ない
  • 新人教育のため別部署に配属される
  • 会社の人員配置の都合

私自身も研究職を希望していましたが、
最初は試験グループへの配属でした。

当時は予想外でしたが、
振り返ってみると
製品知識や評価手法を学ぶ
経験にはなりました。

ただ、
当時の私はそのように前向きに
考えられていたわけではありません。
「このまま希望する仕事に就けないのではないか」
「今の部署で経験を積んでも将来につながるのだろうか」
そんな不安を抱えながら
仕事をしていた時期もありました。
だからこそ、
配属直後の不安や焦りは決して
珍しいことではないと感じています。

もし現在、
不本意な配属に悩んでいる場合は、
その状況でどのように考え、
どのように行動すればよいのかを
一人で抱え込まないことも大切です。

私自身も、
将来への不安を感じたときは、
自分だけで結論を出すのではなく、
キャリアのプロに相談することで、
自分の市場価値や今後の選択肢を
客観的に整理することができました。

理系におすすめの転職エージェントや、
相談するメリットについては、
以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

理系転職エージェントおすすめ4選|若手技術者が失敗しない選び方と使い分け
理系転職エージェントの選び方とおすすめ4社を比較解説。リクルートエージェント・doda・JAC・アカリクキャリアの特徴や違いを整理し、自分に合った使い分け方法を紹介します。転職するか迷っている理系若手にも役立つ内容です。

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